火を使わずに固めた鉱物のプレートです。
環境・空気・調湿・不燃の性能を、根拠(試験・認証)と一緒に並べました。
Terrawellは焼成ではなく、空気中のCO₂を取り込む炭酸化反応で硬化します。環境負荷は第三者検証済みのEPD(SuMPO-EPD-2601-84-1/対象:PROシリーズ。Sタイプは未算定)で開示しており、建物のScope3(資材由来のCO₂)算定にご利用いただけます。算定範囲と数値の取り扱いは技術資料をご覧ください。
環境影響は、第三者検証を受けたEPD(SuMPO-EPD-2601-84-1)として公開しています。製造は岐阜県多治見市の自社工場です。
EPD を見る本製品のEPD(SuMPO-EPD-2601-84-1)9ページには、「本製品は、製品完成後CO2を製品本体内に吸着固定化する機能がございますが、その吸収固定化効果は算定結果に含まれておりません」と記載されています。システム境界が資材製造段階(A1〜A3)までのため、使用段階における取り込みは算定範囲外となります。
技術資料:環境製品宣言(EPD)の算定範囲鉱物の中には、目に見えない細かな孔がたくさんあります。
その孔に、空気中の物質が取り込まれていきます。
密閉容器の試験で、アンモニアは1時間後に検出下限(1ppm)未満まで、ホルムアルデヒドは24時間後に 75→2ppm まで下がりました。
| アンモニア | 128 → 1ppm未満 | 1時間後 |
|---|---|---|
| ホルムアルデヒド | 75 → 2ppm | 24時間後 |
兵庫県立工業技術センター 吸着試験|対象 テラフォーコ109(Proタイプ)|報告書 第11450号・2025年4月16日。試験条件下での測定値。
VOC(揮発性有機化合物)についても、密閉容器内の試験で低下を確認しています。〈試料あり / ブランク(試料なし)〉、いずれも初発50ppm。
| 試料あり(24時間後) | ブランク(試料なし) | |
|---|---|---|
| ベンゼン | 6ppm | 30ppm |
| トルエン | 15ppm | 50ppm |
| キシレン | 15ppm | 50ppm |
地方独立行政法人 大阪産業技術研究所(和泉センター)|対象 テラフォーコ109(Proタイプ)|試験条件下での測定値。報告書:阪技術研顧客サ第1-06260号(ベンゼン・2023年12月5日)/ 阪技術研顧客サ第1-09540号(トルエン・p-キシレン・2026年3月18日)
技術資料を見るにおいやVOCを吸う孔は、湿気の出し入れもします。
湿度が高いときは吸って、下がってくると放す。
同じ多孔質のしくみが、湿度の調整にも働いています。
鉱物でできた、焼かないプレートです。
不燃材料として、国の認定を受けています。
国土交通大臣個別認定 不燃材料 NM-5880(対象:Terrafuoco-109square のタイプS)。
Terrawell は焼かずに固まる建材です。その内部がどうなっているのか、岐阜県セラミックス研究所で電子顕微鏡と水銀圧入法によって調べていただきました。
細かな粒子が積み重なり、その隙間が細孔として残っています。水銀圧入法で測った細孔径の分布と、電子顕微鏡で見える孔の大きさは対応しています。細孔径の測定値は、技術資料 TW-TD-001 を参照してください。
観察のすべてと測定条件、細孔径分布の測定値は、技術資料 TW-TD-001 にまとめてあります。数値の正本は資料側です。
技術資料:Terrawell 微細構造観察(日本語・English)